アイス好きの僕が男に生まれて後悔させられた話
先日、東京に行ってきたときのお話です。
都会ですと、やはりよく問題視されているのが『女性専用車両』と『痴漢』『痴漢冤罪』といったことであろうと考えますが、広島と違ってやはり東京はそういう性差別的な問題が多そうだと感じました。
何年か昔、全然存在を知らなくて女性専用車両に乗ってしまっていたらしく、駅員さんに引きずり出される。という経験があったもので、今回はかなり注意して乗車(>_<)
電車だけではなく、バスターミナル周辺では
「〇〇番のバスは女性専用です~」
なんていうアナウンスが流れていて、今回バスも男子禁制のものがあるんだなあと思い心に留めておくことにいたしました(笑)
先に申し上げておきますと、もちろん今の日本、女性に対する差別という点も多々ございます。この記事に関してはつい先日の僕の体験談を述べたものですので、男性目線のものかと思いますが、決して「男性だけが差別されている!」とは申しません。
しかし、男女ともに、そこは差別的ではないか、おかしいのではないかという点が多いのも事実です。
男女差別が1つでも多くこの国からなくなる事を望んでおります。
居酒屋でのできごと
東京に住む同級生の友人(女性)と、待ち合わせをし、ご飯でも食べに行こうということでその友人の良く行くという居酒屋へ。
昭和初期感の漂う風変わりな居酒屋さん。
よく知ってるな~と現地民、都会の人に関心しながらお酒と食べ物を注文。
と、ここで問題発生‼
店員さんの放った言葉から衝撃を受けることになります。
「女性のお客様だけ、食後にアイスをお持ちしますね~」
アイスもらえるんだ!へえ~良心的…ん⁉女性のお客様だけ⁉
アイスが体の主成分と言ってもいいレベルのアイス好きには聞き逃せないひとこと!
僕「え、僕は食べれんのん?アイス…」
友「うん、女だけだから!」
僕「えーwww まじ⁉そんなことあるんじゃ( ゚Д゚)」
友「あるんだよこれがwww」
まあこんな感じのやり取りの末、同級生の友人は僕にアイスをくれましたwww
ほんとありがとう( ;∀;)
本当は正規価格で僕も買おうとしたのですが、友人曰く、アイス食べない。みたいなことは言ってくれることになりました。
僕がアイス好きなの知ってるので気を使ってくれたのかなとも思います。
衝撃的謳い文句
はぁ~…乗り物系だけだと思ってたけど、こんな事もあるのかあ…とメニュー表を見ていると、確かに190円のアイスの爛に「女性のお客様だけサービス!」の文字が。
そしてその下に、煽るかの如く文章が。
「男は黙って190円払うべし!」
…まあ店としては、この書きようはウケを狙っての書きっぷりなんでしょうが、僕には全く面白くありませんでした。
逆にここで、「黙って払うべし!だって。よっしゃ!そう来なくっちゃぁ!無料でなんてありえねぇぜ!」って感じの男性いるのかなとも思いましたが(笑)いないでしょうね。
女性だってむしろ被害者だ
上記の内容。明らかに男性軽視、差別的な発想であることには間違いありません。
もし、
「いやいや、そのくらいで男がゴタゴタ言うな」
「たかだか190円だろ」
という人が現れたとしましょう。というか、往々にして現れるものです。そういう人に言いたいのは
僕は、『アイスが貰えなかった』という事柄より『そういった言動、視線を投げかけられる』という事柄が一番男性を苦しめる。と思っています。
事実、『男性だから』という名目で僕はアイスが貰えなかったのです。これは紛れもない事実。値段だとか一切関係ありません。れっきとした『差別』ですよね。
しかし、そこで声を大にしておかしいです!ということができない。というのが一番問題だと思います。
実際にあの居酒屋で、男性の僕だってアイスをください!女性だけが貰える理由を教えてください!と持ち掛けようものなら、まっとうながら迷惑な客となっていた事でしょう。男のくせにちいさいやつだ!な~んてね。
そういった、声を大にしておかしいです!ということができない。からこそ、優しい友人は気を使ってくれるという結果になったのです。
「アイスは女性の食べ物なのよ!」
みたいなよく分からない思想をお持ちの方でない限り、こういった現象が起きる。
仮に友人もアイスを食べていたとして僕が正規価格で買ったとしたら、同級生というこ
ともあり、申し訳ないと思ってしまうでしょう。
タダで貰ってしまったがゆえに、女性も後ろめたさがのこるのではないでしょうか?
最後に
冒頭でも書きましたが、この記事は先日の僕自身の体験であり、男性目線のものですが
この他にも様々な男女差別は存在しています。
1人でも共感していただけた方、ご自身の身の回りで「あれはおかしいな」と改めて思っていただけた方がいらっしゃったら嬉しいです(*’ω’*)
そして、アイスの件を書き連ねてきましたが、それとは関係なく、東京の友人のおかげでその日はとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
もし、この記事をその友人が読むことがあったら、ここで改めてお礼を言いたいです!
最後までご覧いただきありがとうございました