BLEACHの敵集団として登場する『十刃』(エスパーダ)。
『帰刃のその先へ』というキャッチフレーズで、十刃のオリジナル形態が作られています。
BLEACH Brave Souls(ブレソル)というスマホゲームでありながら、ハイクオリティすぎるデザインに、ファンとして心躍っています。
オリジナル十刃の第三弾となった今回は、以下の三人でした。
- 第1十刃 コヨーテ・スターク
- 第8十刃 ザエルアポロ・グランツ
- 第9十刃 アーロニーロ・アルルエリ
その中でも、コヨーテ・スタークのデザインについて語ろうと思います。
スタークの中のリリネットの要素
スタークといえば、リリネット・ジンジャーバックという相棒が特徴なキャラクターです。
孤独から逃れるために自らを2つに分け、スタークとリリネットとなった。
故に、斬魄刀ではなくリリネットと融合することで帰刃する。という特殊な十刃です。
つまり、元々の名前は
「コヨーテ・スターク・リリネット・ジンジャーバック」
なんでしょうか?メチャクチャ長いです。
帰刃『群狼』(ロス・ロボス)を解放すると、リリネットは二丁拳銃になり姿が変わります。
拳銃になってしまったので、見た目はスタークだけになった雰囲気。
「リリネットと融合した」というよりも、「スタークに帰った」というイメージでした。
そこで、今回の「オリジナル形態 スターク」を見てみましょう。
芸術的なオリジナル形態スターク
疾走感のあるイラスト。
半裸のワイルドな姿。
オリジナル十刃らしい、派手なカラーリング。
全体的に元々クールなスタークが、もっとカッコよくなった雰囲気です。
そして注目すべきは、リリネットの面影が残っているところ。
まさに『スタークとリリネットが融合した』といったデザインが芸術的。
特に3ポイント挙げてみたいと思います。
①左目の上の赤い模様
リリネットの被り物の模様がデザインされていると思われます。
原作の帰刃では無かった模様です。
全体的に青色で描かれている中、ワンポイントで赤が入っていて芸術的です。
②胸と腰の2つの孔と崩玉
オリジナル十刃は、全て元々の孔に崩玉が入っているデザインをしています。
(なぜか、ヤミーだけは例外ですが)
スタークの孔の位置は胸。
リリネットの孔の位置は腰。
この両方の孔が空いていて、崩玉も2つ入っています。
これもリリネットと融合していることを顕著にしているいいデザインです。
ちなみに原作ではコートを着ており、腰が見えていません。
ワイルドな半裸は、2つの孔を見せるためのものかもしれませんね。
③二丁拳銃のデザインと色
スタークの手にしている二丁拳銃。
虚閃(セロ)を高速で射撃できるというロマンあふれる武器です。
そしてここにも原作との違いが。
コミックスでは銃口が1つでしたが、このイラストでは2つの銃口がついています。
先程の2つの孔と同じカラー、青と緑の2色が使われています。
身体の周りの鎖のようなものは、その2色が溶け合うような色使いですね。
スタークの設定を取り入れた素晴らしさ
ブレソルの小説Can’t Fear Your Own Worldコラボ『帰刃のその先へ』は、
- バラガン・ルイゼンバーン
- ティア・ハリベル
を残しています。
もちろんそれぞれに個性と設定があるキャラクターなので、とても期待しています。
今回スタークのオリジナル十刃形態を見て、改めてスタークとリリネットに愛着が湧きました。
それは、『スタークの原作設定』をとても意識した、カッコいいキャラクターにしてくれたからだと思います。
しばしば、ゲームやアニメや映画などでは、原作おかまいなしの設定を作ったりするのを見かけます。
ブレソルは、久保帯人先生監修。ということも大きいのでしょうが、元々のキャラクターを引き立てるオリジナリティーを出してくれて嬉しいです。
ご覧いただきありがとうございました。