『TVアニメ BLEACH千年血戦篇』の第8話が放送されました。
今回は、零番隊がついに初登場する回。
コミックス58巻『515.RELICS』~『519.HOT,HOT,HEAT』までの内容でした。
ユーハバッハ率いる見えざる帝国の1度目の侵攻が終わり、死神が力をつけるターンがやってきました。
第8話『THE SHOOTING STAR PROJECT〔ZERO MIX〕』の感想を書いていこうと思います。
(※以下、アニメ未視聴の方にはネタバレを含む箇所があります)
壊れる卍解、折れる天鎖斬月
ハッシュヴァルトに折られた『天鎖斬月』は、卍解のため修復できないとマユリに告げられる一護。
この部分は原作よりも、説明が大幅に短縮されていました。
・狛村左陣の『黒縄天譴明王』は特例で自身と共に治ること
・斑目一角の『龍紋鬼灯丸』は形だけ直しただけで壊れているということ
・阿散井恋次の『狒狒王蛇尾丸』も、壊れた部分は治ってはいないということ
どれも、千年血戦篇とは関係ない過去のシーンが入るためカットされたのかもしれませんが、”壊れた卍解は治らない”という設定をより興味深くする説明で、私は好きなシーンです。
零番隊が登場、ほぼ原作のまま
アニメ BLEACH千年血戦篇では、コミカルなシーンが大幅にカットされる傾向にあります。
もちろん惜しまれるカットがあるのも事実ですが、メインの部分を忠実にアニメ化してくれる方がファンとしても嬉しいです。
そんな中、ほぼ原作のまま『零番隊』が登場しました。
登場の仕方、登場時に演奏しながら歩いてくる様、護廷十三隊にオラつく様などなど、コミカルな要素しかない零番隊。
霊王宮に入ってからもしばらくコミカルなシーンが続くため、かなり原作とかけ離れたものになるのではと予想していましたが、ほぼ原作のままで嬉しいです。
星十字騎士団との戦いに比べて間延びする部分もあるかもしれませんが、零番隊のヘンテコな雰囲気も含めてこれからもアニメ化して欲しいです。
それでもカットされた部分
とはいえ、見えざる帝国の侵攻が止まりコミカルなシーンが多いのは事実です。
涅マユリの壊れた卍解の説明のシーンでは、全身筋肉ムキムキになったコンが出てきますが、これはカット。
麒麟寺天示郎の温泉から、浮かんでくる裸の恋次とルキアのお尻を『赤カブ』『桃』とツッコミを入れるシーンもありませんでした。
ただ、麒麟寺天示郎の温泉が、浦原喜助の温泉のモデルであるというシーンはそのまま残して欲しかったなと思います。
原作から追加されたシーン
逆にカットされるだけでなく、追加されることで千年血戦篇が分かりやすくなっているシーンはもちろんあります。
志波空鶴が出てくるシーンでは「叔父貴」と口にする際、『志波一心(黒崎一心)』の映像を挟むことで関係性が分かりやすくなっていました。
黒崎一護の両親、ひいては石田雨竜の両親も含め、親族の関係性についてはこれからアニメ放送される千年血戦篇の醍醐味の1つですね。
また、浦原喜助、井上織姫、茶渡泰虎が必死に存在を隠そうとしていたのは『グリムジョー・ジャガージャック』ですが、原作よりお腹の孔が見えて分かりやすくなりました。
そもそも声優さんの声が入るため、口調や声質でキャラクターが分かりやすいですね。
更木剣八のオサレポエム次回予告
斬れぬものなど 何も無い
ただ お前以外には
今回の次回予告は『更木剣八』でした。
ついに、初代剣八『卯ノ花八千流』と11代目剣八『更木剣八』の戦いがはじまります!
エンディングの映像は今回から戻っていましたが、先週第7話では初代護廷十三隊の映像が流れ、大きな反響を呼びました。
斎藤不老不死など、名前からインパクトの強い初代隊長達でしたが、その中にはしっかりと、最強の剣豪としての卯ノ花隊長がいましたね。
以上、BLEACH千年血戦篇 第8話『THE SHOOTING STAR PROJECT〔ZERO MIX〕』の感想でした。
ご覧いただきありがとうございました。