TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇‐訣別譚‐』第19話が放送されました。
エス・ノトと朽木ルキアの戦い。
卍解『白霞罸(はっかのとがめ)』をメインとした回でした。
これは原作63巻の5話分にあたります。
第19話『THE WHITE HAZE』の感想を書いていこうと思います。
ホラー要素満載のエス・ノト
卍解『白霞罸』より、個人的に魅入ってしまったところがエス・ノトの登場シーンです。
片方のスピーカーだけから聞こえてくる声、突然耳元で大きくなったかのような声など、ホラー要素が強くキャラクターの個性が出まくっていました。
ハエが足元から這い上がってくる、白哉と同じ演出も気持ち悪くてとても良き。
そして単純に声優の松岡さんの声がカッコイイ。
しわがれた声なのにクールさ、余裕さを感じる喋り方でした。
この次に出てくる星十字騎士団がグレミィ・トゥミュー(cv.花江夏樹)なので、鬼滅の刃のメインキャラ繋がりなのが偶然ですがおもしろいです。
そう思って聞くと、少しだけ伊之助の声に聞こえてきて愛嬌があるんですよね笑
エス・ノトの過去シーン
原作と違い、戦いの途中でもエス・ノトの過去シーンが挟まっていました。
病院で息絶え絶えの少年だったエス・ノトに、ユーハバッハが力を与えます。
エス・ノト自身は、”F”の力を喜んで受け入れているのでしょうか。
命は助かったけれど、星十字騎士団になることで陛下への恐怖がなによりも強くなってしまったと考えると、不幸なキャラクターだなと可哀想になります。
Fの文字が砕け散る時は、ちょっとそういう所に感情移入できるような喋り方でしたね。
卍解『白霞罸』
EDテーマに被さる形で披露された『白霞罸』。
朽木ルキアは黒崎一護に次ぐメインキャラの一人なので、その特別感もうなずけます。
また、EDテーマの時間分も尺が使えるのでカットされるシーンが少しでもなくなる事も嬉しいところです。
一瞬で終わってしまう卍解ですが、圧倒的なビジュアルの美しさで印象に強く残るシーンでした。
同じ氷雪系の『大紅蓮氷輪丸』と比較した時、これの方が氷雪系最強に見えてしまいますが、日番谷は日番谷で今後『四界氷結』を出してきますからね…
千年血戦篇の能力のインフレは改めてすごいですね笑
「命を捨てて振るう刃で、護れるものなど無いと知れ」
この白哉兄様のセリフも良いセリフですよね。
一見厳しい口調ですが、ルキアには無事であってほしいという意味が強く感じられます。
命を捨てて戦った狛村左陣がいることにツッコミが入るのをよく見かけるのも、ネタとしておもしろいです。
蒼都、BG9、無事処刑される
敗残兵となった、蒼都、BG9が長らくそのままにされていました。
本来もっと早くハッシュヴァルトに処刑されるシーンが来るので、もしかして何かあるのか、はたまたカットなのかと思っていましたがついにそのシーンが来ました。
このシーン、漫画でも思うのですが、物理的にクソデカ天秤に押しつぶされるように見えてしまいます。
(本当は幻影というか、イメージなんでしょうが)
BG9から吹き出ているのが、おそらく油であろう黒い液体だったのが細かくて良いなと思いました。
グレミィ・トゥミューのオサレポエム次回予告
今回の次回予告は『グレミィ・トゥミュー』でした。
コミックス64巻の巻頭ポエムで、64巻は表紙もグレミィです。
グレミィvs剣八は、零番隊たちが戦い始める前までの中では、最も激しいバトルですよね。
星十字騎士団の中でもヤバイ奴と、死神の中でもヤバイ奴。
BGMなどの演出も、カッコよく派手派手になるのを期待しています。
以上、BLEACH千年血戦篇‐訣別譚‐ 第19話『THE WHITE HAZE』の感想でした。
ご覧いただきありがとうございました。