TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇‐訣別譚‐』第20話が放送されました。
グレミィ・トゥミューVS更木剣八。
原作64巻の8話分にあたる長い戦いが、今回の1話で終わってしまいました。
第20話『I AM THE EDGE』の感想を書いていこうと思います。
原作8話分を30分に
これまでのアニメ千年血戦篇は、1回30分あたり原作4~5話ずつ進んできました。
グレミィ戦は原作では8話分も使っており、今回ほど一気に詰め込んだ回はありません。
実質2週間分を1週間にまとめたわけです。
ゆえに、放送終了後に「カットが多くて残念だった」という声が多く見受けられました。
グレミィと剣八のやり取り自体にそこまでの直接的なカットはありません。
隕石に対して星十字騎士団が慌てるシーンや、グレミィの事を異分子扱いする他の星十字騎士団のシーンなど、細かいセリフがカットされていました。
たしかにグレミィは親衛隊を除けば星十字騎士団の中でも最強レベルなので、2週間に分けてじっくり戦って欲しかったですね。
1話でパッと出てきてパッと倒されるようなキャラではないんだという、グレミィ自体の人気の高さがうかがえました。
スピード感のある戦闘シーン
原作8話分を約30分に纏められたグレミィ。
しかも、OPテーマや次回予告を考えるとほぼ20分弱。
逆によく言えばスピード感が凄い戦いだったのではないでしょうか。
- マグマ
- 水攻め
- 機関銃
- ミサイル
- 岩の掌
- 分身
- 隕石
- 宇宙空間
- 自爆
これだけの多くの内容をバンバン連発し、それでも威勢よく喋る剣八。
尺の都合なのか、心なしかセリフ1つ1つも矢継ぎ早に聞こえます。
これだけの事をやっても死なない剣八に対して、次へ次へ手を打たないといけないスピード感はすごく伝わってきました。
宇宙空間に放り出されて、平然と帰ってくる剣八ヤバすぎるでしょ…
グレミィは完全に相手が悪すぎましたね、他の死神なら無双状態だったのではないでしょうか。
グエナエル・リーと草鹿やちる
前半にはグレミィの作り出した星十字騎士団『グエナエル・リー』が登場しました。
当のグレミィもさることながら、元々すぐに退場となるグエナエルさんは僅か数分の出演でした。
- やちるの斬魄刀『三歩剣獣』の異質さ
- 剣八とやちるの出会い
- 消えたやちる
このあたりは、原作通りの含みのある謎の多いシーンとして放送されました。
やちるの正体などについて説明のようなアニオリが入るのではと予想しましたが特にありませんでした。
公式設定を調べれば深い部分まで知ることができるので、アニメでは謎めいたシーンは謎めいたままというのがやっぱり個人的にも好きです。
キャンディス・キャットニップのオサレポエム次回予告
感電してる
お前を
跪かせたくて
今回の次回予告は『キャンディス・キャットニップ』でした。
ついに黒崎一護の戦闘シーンですね。
長い間、不気味な鳥居に向かって歩いていただけの一護がついに…
BLEACHの良いところは主人公がいなくてもキャラクターがどれもカッコイイ事ですが、やはり主人公が出てくる盛り上がりも楽しみですね。
以上、BLEACH千年血戦篇‐訣別譚‐ 第20話『I AM THE EDGE』の感想でした。
ご覧いただきありがとうございました。