TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇‐訣別譚‐』第21話が放送されました。
長い間霊王宮で修行していた主人公の強すぎる初陣となった回。
黒崎一護 VS バンビーズの戦いで、多数のアニオリ滅却師完聖体が登場しました。
第21話『THE HEADLESS STAR』の感想を書いていこうと思います。
ついに登場した主人公
1クール目の最後で『斬月』が二刀に打ち直され、『不入参道』というなぞの空間を耐え抜いた一護。
いつから黒崎一護の戦闘シーンがなかっただろうかと思うくらい長い間修行シーンしかなかった主人公の初陣となりました。
バンビーズを素手で殴り飛ばし、軽く数センチ刃を動かしただけの『月牙天衝』がものすごい威力を誇るバケモノへと進化。
バンビーズ自体がそこまで強キャラではない集団という事もあり無双状態でした。
敵であろうと「馬鹿!避けろ!」と言ってしまったり、あえて素手で殴るだけだったりといった優しさ。
悪く言うと甘すぎ(チョコラテ)。
この「馬鹿!避けろ!」というセリフは、あまりにも間抜けに聞こえるためカットでも良かったという声を放送後よく見かけました。
個人的には、セリフ1つ1つも原作に忠実な方が嬉しいので、いくらチョコラテでもこのセリフがあって良かったです。
バンビーズ・アニオリ滅却師完聖体
今回最も注目を集めたのは、バンビーズの滅却師完聖体がアニオリで追加されたことではないでしょうか。
原作ではキャンディスだけが完聖体を使いましたが、その名前も今回追加。
そして、ミニーニャ、リルトット、ジゼルは新しく能力ごと追加されました。
- キャンディス『神の雷霆(バルバリエル)』
- ミニーニャ『神の力(ポーニポラ)』
- リルトット『神の飢え(ガガエル)』
- ジゼル『神の死(アザルビオラ)』
完聖体になるシーンは、美少女アニメの変身シーンの様でした。
X(旧Twitter)で、アニメの制作スタッフさんの1人が、「プリキュアみたいにしよう」というような提案をしたとの投稿もありました。
完聖体を使ったバンビーズが突然黒崎一護を圧倒!
というわけにはいかないので、ピンクのダンベル、黄色いトラバサミ、骸骨の人形、といった正直そこそこの能力にされていました。
アニオリでの新規追加はどうしても今後のストーリーに影響を及ぼさないために控えめな強さになりますよね。
ちなみに、ナナナ・ナジャクープさんも原作では描かれていなかった羽が描かれていましたね。
ツイストドーナツみたいだった…
聖隷(スクラヴェライ)と完聖体(フォルシュテンディッヒ)
1つかなり気になった事は、バンビーズが完聖体になる前に『聖隷(スクラヴェライ)』を使った事です。
聖隷は完聖体になった時に現れる、ハイリゲンシャインという頭の円盤から霊子を吸収する能力のはずです。
キルゲ・オピー戦では、黒崎一護が聖隷を防ぐために、頭の円盤を壊すシーンがあります。
完聖体になってから聖隷を使うのではなく、聖隷を使ったことで完聖体になったというようなシーンになっていたことに違和感がありました。
また、聖隷を使うこと自体には違和感はないのですが、原作ではキルゲ・オピーしかまともに使っていない能力ですので、キルゲの強キャラ感&特別感が1つ無くなったなとも思いました。
ジゼル・ジュエルのオサレポエム次回予告
すきだよ
しぬほど
第21話の終わりには次回予告がなく、次週にあった21.5話という総集編の後、22話の次回予告がありました。
その次回予告は『ジゼル・ジュエル』でした。
バンビーズの中ではかなりセリフのインパクトの強いシーンの多いジゼル。
光り輝く太陽の塔になった涅マユリとの戦いですね。
以上、BLEACH千年血戦篇‐訣別譚‐ 第21話『THE HEADLESS STAR』の感想でした。
ご覧いただきありがとうございました。