TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇‐訣別譚‐』第22話が放送されました。
ジゼルとゾンビ化したバンビエッタが、涅マユリの『涅骸部隊』と戦う回。
今回一番注目されたのは、ジゼルに弓親が言ったセリフではないでしょうか。
第22話『MARCHING OUT THE ZOMBIES』の感想を書いていこうと思います。
ジゼルへの弓親のセリフ
「君、男だろ?」
「隠してるつもりだろうけど、精液くさいよ君。」
このセリフがそのまま放送された事に驚いた人は、かなり多かったようです。
いままで、バンビエッタがイケメンを部屋に呼ぶシーンなど、センシティブに見えるシーンはカットされてきました。
しかし、この直接的な発言がそのまま放送。
海外版では流石に変更されていたようですが、逆に言うとわざわざ声優さんに日本版と海外版2回収録してもらったんだなと…。
前回21話は、バンビーズのアニオリの完聖体が登場しましたし、アニメの脚本家さんはバンビーズにはかなり力を入れているようですね。
ちなみにその後のシーンで出てくる「勃起」というワードは変更されており、「この変態野郎」にされていました。
正直、じゃあこっちもいけそうじゃん!と視聴者的には思うのですが、テレビの基準はよく分かりませんね。
個人的にはバンビーズの中でもジゼルが一番可愛いと思っていたので、原作を読んだ時もジゼルだけ男だった事は驚きでした。
声優・東山奈央さんの声もとても可愛らしいので、アニメを見て改めてこれが男って凄い設定だなと思わされました。
バズビー、完全に東方仗助
「俺のこの最高にキレッキレのモヒカンの事を言ってんじゃあねぇだろうなぁ!」
恋次に髪型をバカにされたバズビーが怒るシーン。
ジョジョの奇妙な冒険・第4部に登場する東方仗助は、リーゼントをバカにされると怒ります。
ジョジョ特有の「〇〇じゃあ」というセリフからも完全に同じ匂いがします。
元々、原作からあるシーンなので、そもそも連載の段階で久保帯人先生がジョジョを意識して描かれたのかもしれません。
そして、今回のアニメではそのシーンに合わせたかのようにバズビーの声優が、東方仗助と同じ小野友樹さんです。
星十字騎士団の声優さんが決まった時はそこまで気づきませんでしたが、今思えばこのシーンのためだけに小野友樹さんにしたかもしれないと思うと面白いです。
強すぎるシャルロッテ・クールホーン
ジゼルのゾンビに対抗するように出てきた『涅骸部隊』。
- ドルドーニ
- チルッチ
- ルピ
- クールホーン
面子を見ると十刃落ちと従属官しかおらず、正直言って弱い方のキャラクター達。
しかし、特にクールホーンはかなり強くなっていました。
ゾンビとはいえ戦闘力は変わっていないバンビエッタに対して、スピードで追いつき素手で投げ飛ばす時点でバケモノです。
さらに、バンビエッタに向けて打った虚閃は原作よりも少し盛られており、バイキンマンが飛んでいくように空の彼方へバンビエッタは消えていきました。
アニオリでとんでもなく長いセリフまでついていて面白かったです。
ギャグシーンはカットされがちなのに、あえてギャグシーンを入れることもあるんだなと思いました。
涅マユリのオサレポエム次回予告
何遍見ても
命空骸
今回の次回予告は『涅マユリ』でした。
このポエムはアニオリのポエムですが、漢字の使い方が原作にあってもおかしくないくらいオサレです。
本来、辛辛と書くところを、ゾンビや骸部隊に合わせて、空骸とかいてからがらにしていると思われます。
以上、BLEACH千年血戦篇‐訣別譚‐ 第22話『MARCHING OUT THE ZOMBIES』の感想でした。
ご覧いただきありがとうございました。