『TVアニメ BLEACH千年血戦篇』の第3話が放送されました!
ついこの間始まった気がしますが、なんだかんだでもう3週目なんですね…
前回は初めてOPテーマ&EDテーマが公開された事が印象的でした。
今回は、第3話『MARCH OF THE STARCROSS』の感想を書いていこうと思います。
(※以下、アニメ未視聴の方にはネタバレを含む箇所があります)
キルゲ・オピーとの戦闘シーン
第3話は、コミックス55巻『489.MARCH OF THE STARCROSS』から、『494.THE CLOSING CHAPTER PART ONE』までの内容。
コミックス55巻の最期の1話(キルゲ・オピーと黒崎一護の戦闘開始)から、コミックス56巻途中(星十字騎士団が瀞霊廷に侵攻開始)まででした。
キルゲ・オピーの滅却師完聖体
ドイツ語がメインの難しい読み方の多い千年血戦篇。
滅却師完聖体(クインシーフォルシュテンディッヒ)もその1つでしょう。
ただ、そういったBLEACHらしい難しい固有名詞が、声優さんによって目の前で読み上げられる事にワクワクします。
キルゲの滅却師完聖体は、青色でしたね。
スマホ用ゲーム『BLEACH Brave Souls』では、黄色い翼が生えていたのですが、青色が正式という事でいいのだろうか…
キルゲ戦での原作との違い
スンスンの『蛇殻砦(ミューダ)』という技で、キルゲから逃げようとするシーンが丸ごとなくなっていました。
『光学迷彩と霊圧隔壁によって探査能力を遮断する』という一連の説明を無くしてテンポ感を良くしたのでしょう。
代わりにチャドが腕で織姫を守ろうとしていましたね。(吸い取られかけてましたが…)
他にも、アヨンが呼び出した3人をチラ見して心配するシーンなどコミカルなシーンがなくなり、大筋は原作通りのまま、シリアスさを全面に出した印象を受けました。
新規オサレポエムが次回予告に
第3話で最も驚いたことは、次回予告に新規オサレポエムが使用されたことです!
初回第1話はコミックス55巻、第2話は56巻のオサレポエムが次回予告に使われていました。
先週第2話を見た時、来週からどんどん足りなくなっていくからどうするのだろうと思っていましたが…
ここで普通のアニメらしいオープニングでも流れるかなと思わせて、しっかりオサレポエムを変えず。
このペースで行くと、約2~3話に1回は新規オサレポエムを見ることができそうですね!
焼き払われた氷原に
翼の影が溶け残る
近づいても 近づいても
掌をすり抜ける 翼の影が
イラストが氷輪丸、声が日番谷冬獅郎(CV.朴璐美さん)で読み上げられたこの次回予告。
原作では、次回のどこかで日番谷冬獅郎を含む隊長4人の卍解が奪われるはずです。
卍解が奪われ、大紅蓮氷輪丸の翼がなくなった様子がわかり、ポエムでありながら次回予告にもなっています。
山本元柳斎重國と涅マユリ
呼び出した涅マユリに、逆に叱咤される山本元柳斎重國。
元柳斎の焦燥感、場の緊張感、その中で総隊長に強い口調で物申す涅マユリが私は大好きです。
- 総隊長の許可を待っていては全てが遅すぎる事
- 石田雨竜と戦ったときから事態を予測していた事
- ユーハバッハを千年前に殺しそこねた事
マユリの話を「もうよい」と遮るなど、千年血戦篇の山じいは無能だと読者の間でもよく耳にします。
しかし、アニメでは「もうよい」がまさかのカット!話題の部分は見たかったなぁ…
山じいのシーンといえば「戦の準備をせよ!」と怒りに満ちた声をあげるシーンが今回ありました。
文字ではなくアニメになることで、ただ威勢がいいのではなく、雀部が殺されたことで山じいが感情的になっている様子が現れているように感じました。
そして、そんな総隊長にマユリが既に辟易している様子も、アニメでよく伝わりました。
ただの個人的な考察ですが、千年前のことやユーハバッハのことを、自分がその時代に生きていたように語る『涅マユリ』という人物は相当年齢が高いのではないかとずっと思っています。
可城丸秀朝と石田家のシーン
十三番隊第六席・可城丸秀朝(かじょうまる ひでとも)が、行木竜ノ介に話しかけるシーン。
滅却師と死神の過去について&なぜ戦争が起こっているのか。
基本的には原作通り可城丸が語りながらも、アニメでのオリジナルシーンとして、石田雨竜が父・竜弦の書物を見つけるシーンが追加されていましたね。
その直後、星十字騎士団の侵攻がはじまり、可城丸秀朝は居なくなります。
「戦争というのはどちらも正義だから起こるんだ」
チョイ役ではあるものの、隊長時代の藍染を彷彿とさせる外見の、爽やかイケメンが放った名言です。
今の御時世、響くものがありますね…
以上、BLEACH千年血戦篇 第3話『MARCH OF THE STARCROSS』の感想でした。
ご覧いただきありがとうございました。