TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇‐訣別譚‐』第16話が放送されました。
原作の62巻の内容ですが、アニオリシーンが多めで原作3話分の内容でした。
第16話『THE FUNDAMENTAL VIRULENCE』の感想を書いていこうと思います。
ゲーミングマユリ様・蒼都(ツァントゥ)
浦原とマユリが卍解を取り戻させ、蒼都とBG9を倒すところまでは原作通り。
マユリ様の光る衣装が途中から虹色に変わって、ゲーミング仕様になっていて笑いました。
アニメ放送後、試しにTwitterで”ゲーミング”と打つと、『ゲーミングマユリ』『ゲーミングマユリ様』とヒットする状態。
虹色=ゲーミング仕様という共通認識が面白いですね。
絶対、制作スタッフもウケを狙って作ったのではないでしょうか。
大紅蓮氷輪丸を蒼都が使うシーンでも、翼の色が少しだけ違うというアニメならではの部分がありました。
映画『劇場版BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸』に出てくる、草冠宗次郎という死神を彷彿とさせる暗い色をした大紅蓮氷輪丸。
奪われた卍解が少し違う色にされる現象は、第1クールの『黄煌厳霊離宮』と同じですね。
敗北者の蒼都とBG9の処刑シーンを挟まずに次のシーンに飛んだのですが、ハッシュヴァルトの天秤を見たいのでカットせずに次回放送してほしいところです。
マスキュリンvs斑目・弓親・檜佐木
原作では、突然後ろから襲われるシーンの後、次に出てきたときには既にマスキュリンにボコボコにされている3人。
アニメでは襲いかかられたところを華麗に躱し、「覆面剥ぎとってやるよ」と言ったり、斑目はマスキュリンの頭に一撃喰らわせたりしていました。
檜佐木も「チェーンデスマッチも追加だ!」なんて言ってましたが、おそらく来週あたりみんなボコボコにされて出てくるのかなと思います(笑)
平子の卍解シーン
ついに平子真子の卍解シーンが到来。
第1クールの終わった後のムービーから、訣別譚の直前の公式PVまで、ずっと存在感を放ち続けていた平子。
原作に忠実に作られているアニメ千年血戦篇の中に、小説版BLEACHの内容が入ってくるのは多くの人が予想外だったと思います。
小説で異形の群れだった敵は滅却師のザコ敵にされ、平子の周りの味方がみんな殺されてしまったという場面で卍解『逆様邪八宝塞』を使いました。
ただ個人的には、思ったよりも卍解が弱く見えすぎないかと感じてしまいました。
小説版では、”海” と表現されるほど広い空間を蹂躙した卍解ですが、今回のアニメではたった10人程度を倒したのみ。
範囲もすごく狭く感じる上に、平子本人が花弁からわざわざ出てきてトドメを刺している敵もいて、ちょっとイメージと違うなぁと思いました。
小説では「瀞霊廷の内側に入ってきた時点で味方を巻き込む範囲のため、滅却師相手には使えなかった」というような内容のセリフを言っているので、本来の設定としてはもっともっと強力なはずです。
逆に、バンビエッタに対して始解を使ったシーンは、逆再生を含め『逆撫』って思ったより怖いなと思わせてくれる演出でした。
狛村左陣のオサレポエム次回予告
己の生に
抗い続ける
己の心に
牙ある限り
今回の次回予告は、『狛村左陣』でした。
狙うはユーハバッハの首ただひとつと言わんばかりにどこかに消えて行きましたが、来週まだ戻ってきて『黒縄天譴明王・断鎧縄衣』を披露することになるのでしょう。
断鎧縄衣の状態なら、勝てはしなくとも負けることはないので、もしそのままユーハバッハと戦っていたら意外とユーハバッハでも驚いたかもしれませんね。
以上、BLEACH千年血戦篇‐訣別譚‐ 第16話『THE FUNDAMENTAL VIRULENCE』の感想でした。
ご覧いただきありがとうございました。